• Kiyonobu "Kiyo" Yatabe

How to keep base of snowboard in good condition.

Updated: Jul 30

THIS PAGE IS UNDER CONSTRUCTION


良く滑るボードは、ライディングをより楽しく、気持ち良くするものです。滑走面をいい状態に保つために、素材や製法、滑走性が悪くなる原因、メンテナンス方法などをご紹介します。


(変更案)

良く滑るボードは、ライディングをより楽しく、気持ち良くするものです。滑走面をいい状態に保つためには、正しいメンテナンス方法を知っておく必要があります。 滑走面の製法には、大きく分けて、エクスクルードベースシンタードベースがあります。それぞれの素材も理解し、滑走性が悪くなる原因やメンテナンス方法などをご紹介していきましょう。




滑走面の製法による違い

滑走面は、各スノーボードメーカーが製造しているわけではなく、滑走面メーカーがあります。きちんとした製品を製造しているスノーボードメーカーが採用している滑走面メーカーは数社しかありません。その中でもIMS PLASTIC社のP-TEX(ピーテックス)が有名です。みなさんも「P-TEX」という名称を聞いたことがあるのではないでしょうか。


滑走面はメーカーによる特性というより、製法により大きく2種類に分けられます。

ほとんどの滑走面は、ポリエチレンを材質に使い製造されています。ポリエチレンを成形する方法は、熱して溶かしたポリエチレンを薄い板状に伸ばす「押し出し製法(エクスクルード)」と原料を鋳型に入れ、熱と圧力をかけて固めた円柱型ブロックとなったものを薄く板状に削る「焼結製法(シンタード)」があります。 P-TEXにもエクスクルードベース(P-TEX1000まで)とシンタードベース(P-TEX2000以上)があります。

簡単に違いを説明するならば、エクスクルードベースは比較的安価で、きちんとワックスを塗っていない状態でも「ある程度」の滑走性があります。もちろんワクシングした方がいいのは言うまでもありません。このような特性から、初心者用、初中級用モデルに採用されていることが多い滑走面です。


シンタードベースは、その製造工程や出来上がった性能の良さから、エクスクルードベースより高価になります。強度があり、適切なメンテナンス・ワクシングをすれば、高い滑走性能が保てるので、上級モデルにはシンタードベースが多く使用されています。


このように滑走面メーカーから、ロールで届きます。


滑走性が悪くなる原因

こから先は化学的な内容になりますが、滑走面のグレードの違いは、ポリエチレンの分子量で変わってきます。ポリエチレン分子は、ヒモもようにつながっていて、それが集まって固まりになっています。そして分子量とは、分子の長さ(=重さ)であり、分子量が大きいと粘りが強く、押し出し製法(エクスクルード)では上手く板状に出来ないため、焼結製法(シンタード)で製造されているのです。


シンタードベースの方が、分子量が大きいので強度が高く、またワックスの吸収がいい滑走面になります。 シンタードベースと呼ばれる中にも、処理や分子量、混ぜる素材により、グレードや性能は、様々なものがあります。

スノーボードの滑走面は、滑走中常に雪面との摩擦やエッジングの圧力がかかっています。雪の上をスムーズに滑っているように思えますが、想像以上の負担があるのです。みなさんが愛用しているスノーボードも特にエッジの脇が白っぽく毛羽立ったり、溶けているように見える状態になってしまったものがあるかと思います。ワックスが適度に塗られていないまま滑り続けると、このような状態になりやすいのです。ワックスは、雪面との摩擦を軽減する大切な役割があるからです。

滑走面は、ポリエチレンが固まる時に分子が密な結晶部分と微細な隙間がある非結晶部分ができます。ワックスは非結晶部分の非常に細かい隙間に染みこみますが、ワックスが抜けてしまったまま摩擦が加わると、その部分が毛羽立ってしまい、滑走性が損なわれるということです。


白く毛羽立ってしまった滑走面


滑走面が傷んでしまったら

愛機の滑走面が傷んでしまっても、丁寧なメンテナンスによってリカバリーできます。まずは、ストーングライディングマシーンがある信頼できるチューンナップショップで滑走面の表面をきれいに整えてもらいます。そして、定期的にワクシングをしてください。

滑走面の厚みは、1.5mmから2mm程度しかなく、ワックスが染み込む部分は0.2mmから0.3mm程度です。

スノーボードをいい状態に保つためには、できればワックス用アイロン、スクレイパー(余分なワックスを剥がすもの)、ブラシは揃えておきたい用具となります。


滑走面の厚みは、1.5mmから2mm程度。


ワックス用アイロン


スクレイパー


ブロンズブラシ


ワクシング

滑りのレベルが上がる程、滑走スピードが増して摩擦が強くなり、強いエッジングによりエッジ脇に強いプレッシャーがかかるようになります。そこでワクシングにひと手間かけて、エッジ脇に低い雪温用の硬いワックスを塗ることで(それ以外の部分は雪温に合ったワックス)、エッジ脇の滑走面の傷みを軽減できる効果があります。ワクシングもなかなか奥が深い分野ですね。

ポリエチレンの滑走面は、130度以上になると溶ける可能性がありますので、ワクシングの際にアイロンの温度には気をつけてください。ワクシング用ペーパーを使用すると直接アイロンが滑走面に触れないため、滑走面の保護になるだけでなく、汚れも吸い取りますのでお勧めです。また、とても高価ですが温度管理が緻密にできるデジタルサーモスタッド制御のアイロンも各ワックスメーカーから発売されています。

いいコンディションを保つには

メンテナンスを心がけていれば、いいコンディションを長く保つことはできますが、残念ながら現在の滑走面の特性上、傷みを無くすことはできません。 滑走面をチェックしながら、たまにチューンナップショップでストーングライディングすることも必要になります。 スノーボードは、用具が滑りに及ぼす影響が大きいスポーツです。良く滑る板は、ターンも非常にスムーズになります。いい状態のスノーボードでより気持ちいいライディングができることを願っています。

Happy Snowboarding!!

Kiyonobu “Kiyo” Yatabe







17 views

ABOUT ME

I've been snowboarding since 1985 and have been working on snowboard magazines/videos for over 30 years.  Currently, I am a snowboard instructor in Whistler, B.C., teaching lessons to students from all over the world. Hopefully snowboardtips.net will help you learn to love the sport as much as I do!

 

SOCIALS 

SUBSCRIBE 

Sign Up For Our Newsletter 

© 2020 by snowboardtips.net